8月4日の対西武戦、ホークス和田は2回まで4失点とらしくない投球をしていた。
ベンチにかえり王監督に「お前は力で抑えるピッチャーではない。キレで勝負するピッチャーなんだ。」 とアドバイスを受け3回マウンドに上がった和田は何故かアンダーシャツを半そでから長そでに替えていた。そしてその回からの和田は6回まで被安打2と完全に立ち直り相手を押さえ込んだ。
暑かったあの日、長そでから半そでに替えるなら理解できるが、半そでから長そでに替えたことがすっと気になっていたのだが、やはり理由があった。本人はゲン担ぎといっているようだが実は腕の筋肉で球種がバレないための対策だったようだ。
実際、長そでに替えた後西武打線が沈黙したわけで球種が読まれていた可能性は高い。
伊原監督がコーチ時代、ユニフォームのしわで投手の癖を盗んでいたと言うのは有名な話ではあるが、まさか腕の筋肉まで見て癖を読んでいるとは恐れ入った。きっと他球団でも同様の研究はなされているだろう。プロとはなんとも恐い世界だ。
ただこの男も屈しない。合宿所や遠征先や移動のバスの中などで自分の登板した18試合を記録した約18時間におよぶDVDを3回、総時間54時間を見直して徹底的にチェック。自己解析は決して怠らず投球フォームなどを修正する。
そして昨日猛暑の中、和田は再び長そでのアンダーシャツを着てマウンドに上がり、涼しい顔ですばらしい投球を見せ12勝目をあげた。
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